1.異年齢保育
地域社会や核家族で人との関わりが希薄になっている現代、園でも様々な年齢の子どもと関わる時間を大切に考えています。
年齢別のクラスを基盤にしながら、3歳以上児は異年齢集団の中で、大切な体験が出来るようにしていると共に、保育士は子ども達を年齢で決め付けるのではなく、その子がどうあるべきか、一人ひとりを認める保育を心掛けています。
2.チーム保育
各年齢にクラス担当職員が居ますが、生活面などは複数の保育士がチームとして子ども達の様子を見ていきます。
保育士一人の主観的な見方で子ども達を見るのではなく、多面的に子どもの発達を見ていくことで、一人ひとりに適切な援助ができると考えています。
3.遊びのゾーン
子ども達が、いきいき遊んでほしい・・・私達の願いです。
子どもの興味や関心は一人ひとり違います。
子ども主体の保育において、子どもが自発的な活動が出来るように、一人ひとりに対応した遊びのゾーンを用意し、子ども達がそれぞれ選択できるようになっています。その中で、子ども同士の関わりと遊びを発展させることが大切だと思います。
4.食を通じた保育
給食は、業務委託をしています。よりおいしく安全に、子ども達に食事を提供出来るよう協力しています。給食の時間は、子ども達にとって一番楽しい時間であってほしいと願っています。
園では、次の食育目標を立てています。
①お腹がすくリズムの持てる子どもに
②食べたいもの、好きなものが増える子どもに
③一緒に食べたい人がいる子どもに
④食事作り、準備に関わる子どもに
⑤食べ物を話題にする子どもに
※給食は、自分で食べられる量を相手に伝え、よそってもらうバイキング形式で行っています。
5.生活のリズムを大切にする保育
生活の主要な3要素といえる「遊び」「食事」「お昼寝」が、どのクラスも独立したスペースで行われます。
これによって、一人ひとりの生活のリズムを保障し、自発的な行動を促すことが出来るようになります。
園では、子ども達が健康で安全に過ごせるよう、年間を通して次のようなことを行っています。
・歯科検診・内科検診(年2回)
・身体測定(毎月)
・避難訓練(毎月)
・交通安全教室、防犯訓練
◎信州型自然保育(信州やまほいく)認定園
年間を通して、様々なシーンで自然と多く触れ合います。
長野の四季を感じ、動植物との出会いや自然の変化を楽しむことを味わっていきます。
◎体操教室(3,4,5歳児)
講師による体操教室があります。
専門性の分野で子ども達の育ちを援助します。
◎お手伝い保育(年長児)
お助け隊として0歳児~2歳児のお友達と生活を1日共にして、お世話や遊びから人との関わりを学んでいく機会を作っています。